2009年10月07日

coitado

テレビや新聞で毎日のように残念なニュースが流れている。

日本は世界的に見たら先進国。確かに不況であるし、失業率や就職難を考えたら厳しい世の中であることは間違いないのだけれど、世界的に見たら裕福な国だ。

治安の問題もまだまだ日本は恵まれているのだろうけど、犯罪の手口は目を覆いたくなる事や、耳を疑う事ばかりだ。



日本のFUTEBOLの世界も残念なことが目についてしょうがない。
Jリーグや高校サッカーの様なスポットライトの当たるところではなくて、身近な楽しむ様なフットサル施設でも、心の貧しさは現れている。

ビギナー(初心者)向けの大会に、上級者がエントリーして上位に入賞する例があるけど、それこそ心の貧しさをさらけ出しているよね。

逆にフットサル施設も利益をあげるために、そういったエントリーを断ることが出来ないのも問題でしょ?

ビギナーズ
スーパービギナーズ
ミドルビギナーズ
ウルトラビギナーズ

どれが本当の初心者向け大会だって?(苦笑)

施設にもプレーヤーにも心の貧しさを感じるよね。



自分はフットサル施設の乱立に対して警鐘を鳴らしていたつもりだったけど、純粋にフットサルを楽しみたい人が楽しめない環境を、施設が前述のような大会運営等をする事で純粋にプレーする楽しさを奪ってしまっていることに気がつかなくてはいけないし、一昔前に育てた選手達が、そのような心の貧しい選手に育ってしまったということに対して、指導者達は大いに反省すべきだろう。


余談だけど、Jの下部組織に所属してた選手が、ビギナーズの大会に出てたりする笑えない話が結構あるんだから!

フットサル施設によってはそれを『モラルの問題』として、無視して売上を重視して黙認しちゃう所もあるし、そのモラルのない選手を育てた指導者やチームはどうなんだ?とか色々芋づる式に考えると、本当に残念でならない。



心の貧しさ、日本全体の問題だね。
  

Posted by tomo-japonezinho at 19:03Comments(0)TrackBack(0)ひとりごと

2009年07月30日

アマチュアに引退はないから

昨日、自分の指導しているチームの選手からコメントを頂くことが出来た。

色々な事を考えた。
まず、競技である以上、勝たなくては周囲から認めてもらえない。
現在高校サッカーに対してはトーナメントでの大会の問題点や、リーグ戦の導入、移行への議論等もあるけれど、やはり現状の大会で勝ち残るチームが強いという評価を受けるのは間違いない。

ただ、どうしても敗退するときは来るし、いずれは選手はチームを離れていくことになる。
部活動の中ではそれを『引退』と表現する。それが僕には抵抗があってしょうがない。

進学、就職、色々な進路がある中で、高校サッカーを終着点と捉えてしまう選手も少なくない。
だから高校選手権が終わってしまった途端に『この世の終わり』のような空気が漂ってしまうのが残念でならない。

悔しさを涙で表現することは素晴らしいことだと思っている。それだけ真剣に取り組んできた結果、涙を流すくらい悔しいのだろうから。
そこでその涙がその先に繋がるポジティブなものであって欲しいと思う。
それは就職して、何か仕事の上での壁にぶつかった時に乗り越えるためのスピリットだったり、受験勉強の時に難しい論文や数学の問題にぶつかる時だったり…誰だってそういう障害と向かい合った時に、涙を流すほど真剣に打ち込んだ経験は活かされるはずだ。

その中でも、これから社会に出た後も休日をエンジョイするためにボールを蹴るとか、プロでなくても次のステージとして競技を続けていきたいっていう意思を持って、FUTEBOL(サッカー、フットサル)を続けて欲しいなと常に思っている。

ただ、やっぱり日本の現状は、ボールを蹴る環境が活かしきれてないのかな?と感じる。
学校の校庭や体育館、公共のスタジアムやサッカー場だけでなく、民間のフットサル施設等、蹴る環境はいくらでもあるんだけど、その施設を活かしきれていないのは事実かな?って感じる。

学校の部活動って、実は保護者の方々が色々と負担してくれることもあるから、選手は実際にお金を払ってるっていう実感はないんだよね。
実際に社会に出て、今までは普通に学校のピッチでスポーツができていたのに、民間のフットサル施設なんかはお金を払わないとプレーが出来ないっていうネガティブなイメージが出来てしまっていて、積極的にボールを蹴りに行くようになるまではちょっと時間がかかったりしてしまう。

やっぱりこれからは、アマチュアだからこそ積極的にボールを蹴って楽しめる文化や環境作りが大事だし、そういったスポーツ産業の発展、整備を更にして行かなくてはいけないんじゃないか?って感じる。

そう考えると、東京を中心としたフットサルの環境の発展っていうのは素晴らしいことなんだよね。
でも、首都圏でも東京の近くであってもガラガラのフットサル施設があるのは事実だし非常にもったいない…イコール、環境はあるのに活かせていないっていう残念な傾向であることは間違いないね。

特にU-15世代にクラブチームがどんどん作られていることで、ボールを蹴る底辺は広がっているように見えても、実は成人してからボールを蹴ってる人が少ないんじゃないか?って。

だからこそ今ある環境を活かすだけじゃなくて、発展させていかなきゃいけないと思うな。

高校サッカーで終わりじゃなくて、色々な続け方がある。
だからこそ、『高校サッカーで終わり』なんて悲しいことを言わないで欲しい。

僕なんかは特に生涯スポーツとしての文化を発展させられるように努力していかなきゃいけないと思っている。  

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2009年05月27日

ベテラン

たまにボールを蹴りに行く体育館に、50歳を越えたペルー人のおじさんが来る。

日本人の感覚だと、どうしても同世代としか関わらない傾向があるけれど、海外の人の感覚だとあまり世代間に溝がなくて、自然にこういう場所に蹴りに来たりできるんだろう。


別にそのおじさん、プロ経験があるわけでもないんだけど、一言で言えば『サッカー知ってるな』って思う。

はっきり言えば若いっていうアドバンテージは、技術は下手くそでもスピードで何とかなっちゃう(ごまかせる)事がある。スペースがあれば前に蹴って走るとかね。

でもそのおじさんは、簡単にボールを離したり、無理に1対1を仕掛けなかったり、その判断がしっかりしてる。

そういうところを残念ながら見落としちゃう傾向が日本にはあるよね。『テクニック=上手い』って勘違いがあるから、そういう判断を伴う技術を見落としちゃうっていうのかな。

特に体育館だとスペースがないからそういう判断が大事なんだけど、足元でボールをこねる事だけを『上手い』と一般の日本人は評価しがち。

世界とはまだまだ差があるんだよね…草サッカーの差が、実はトップのレベルにも比例してるよね。
  

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2009年02月27日

目の輝き

最近、指導の現場でも、その他サッカー(フットサル)関係者と関わる機会でも、目が輝いている人との出会いって少なくなった気がする。

この景気とか、日本サッカー(フットサル)界の現実とかにぶつかって、ちょっとパワーが落ちちゃった人とかもいるんだろうけど、そんな中でも夢を持って『自分はFUTEBOLが好きなんだ!』っていうバイタリティ溢れた人、熱い人が減ってるっていうとわかりやすいかな。

ある程度FUTEBOLの世界で結果を残す、あるいは飯が食えるようになった人とかの中にも、それで満足しちゃってる人とかもいるんだよね。

日々FUTEBOLは進化するから、これで終わりってことはない。
だから関わる人は敏感にそういった変化に対応していかないと、生き残っていけないと思う。

自分も気がついたら30代を過ぎて、『え?こんな若い指導者もいるんだ!』って、大学生ぐらいの指導者とかに出会うこともあるけれど、何か中途半端なの。

結構前にも書いたけど、『サッカーで飯を喰っていきたいから、選手ではダメだったけど、指導者を目指します』っていう考え方を否定はしない。
でも、指導者のハードルっていうのは、実はプロサッカー選手になるよりも高いハードルなんじゃないか?って思うんだよね。

たまに『コーチのアルバイト募集』とかって求人があって、採用されてる人材を見てみると『誰でもいいのかよ…』って思うほど目を覆いたくなるような指導者がいたり、ボランティアって言葉に逃げてしまうお父さんコーチが、堂々とだらしない格好とかで指導に当たってたりって、いまだによくある光景だよね。

だから前述のように、眼がギラギラして、『俺は絶対この世界で生き残ってやるんだ!』っていうような物を持っている人間が限られてきたっていうのはあながち悪いことではないのかもしれない。

最近、トレーナーとしてサッカー界で何かをしていきたいっていう人と知り合ったけど、その人とは久しぶりに楽しい話ができた。
情報収集に対しても非常に貪欲だったんだよね…まだまだ大したことない自分に対しても改めて後日電話をしてきてくれたり。

素直に頭が下がったし、見習わないといけないって思った。

色々な携わり方があると思うけど、最終的に生き残っていくには、『スピリット』だろうね。

寝る間を惜しんでFUTEBOLと真剣に向かい合う…その姿勢が必ず実ると信じるしかないからね。  

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2009年02月05日

『大人になってみた夢。~日光にアイスホッケーチームがある』

『大人になってみた夢。~日光にアイスホッケーチームがある』

昨年3月に放送された番組の深夜の再放送に釘付けになったね。

セルジオ越後氏が日光アイスバックスのシニアディレクターに就任したことは知っていたし気になっていた。

セルジオ氏やその他の招かれた経営陣は、ある程度の社会的地位がある人で、これから先に生きて行くには困らないだけの経済力もあるだろうけど、やっぱりお金で買えないものを求めてて素直にかっこいいと思ったね。

また、選手への給料が未払いになっていたエピソードとかで、『月5万円で生活するために…』なんて選手が話している姿とか、その選手達のアイスホッケーに対する情熱には素直に頭が下がる。

前から言い続けているけれど、自分が関わっているFUTEBOLの世界でも、そういう情熱を持って素直にFUTEBOLと向かい合える奴が成功していかなきゃ嘘だよなって思う。

サッカーがプロ化して、プロサッカー選手を夢見る若者や、指導者を志す人、その他FUTEBOL界で飯を喰っていこうっていう志を持った者は増えている。

実際に僕も10年以上前に、日系ブラジル人達とフットサルするためのお金(レンタルコートの割り勘)が払いたくても払えなくて蹴りにいけないとか、その他にも話せないような、惨めで悔しい思いをしたことがあるけど、そういう好きなことに対してお金を使えない感覚とかって惨めに感じる反面、バネにできることってあると思う。

今も満足できるだけ稼げているわけじゃないから偉そうな事は言えないけど、やっぱり中途半端な気持ちで今までやってきたわけじゃないから、妥協できないことはたくさんあるね。

人それぞれの生き方だから、何かを志すのは自由。
でも、そのハードルが高ければ高いほど、努力する必要もあるだろうし、並の精神力ではやっていけない。

僕自身、笑っちゃうぐらい、心ない人から酷い言葉を浴びせられたりしてきてるからね(爆)
だからどうしても中途半端な連中には辛口になってしまうんだけど。


コリンチャンスでプロ選手として活躍していたセルジオ越後氏自身も24歳の若さで引退を決めた理由は、クラブの役員との雑談の中で、

『プロ選手は売春婦と一緒、使い捨てだよ…』

という話になり、『新しいスタートをするなら早いほうがいい』とプロサッカー選手を諦めたというエピソードがあるらしい。
(余談だけど、その後セルジオ越後氏は不動産関係の仕事をしていて、『日本でサッカーのできる人材を捜してるらしい』という話があって、日本へ行かないか?と声をかけられたのがセルジオ越後氏だったようだ)

そんなプロの世界を知る人間が、日本のサッカー界でもある程度の地位を築いてもなお、新しい挑戦をする…

そんな人が何かを伝えようと、シニアディレクターとして関わるチームの選手が更に燃えないはずがない。

まさしく情熱の塊でしょ。

『サッカーで飯を喰う』って考えてる人は、これくらいのスピリットがあっても成功できるかわからないんじゃないかな。

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『実際にあった話』http://tomojaponezinho.pokebras.jp/e74178.html
に対しての色々なメッセージ、コメント等、反響を頂きまして、誠にありがとうございます。

今後もご意見等頂ければと思っております。  

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2009年01月01日

アジア諸国の躍進はあるのか?

あけましておめでとうございます。

http://jp.reuters.com/article/sportsNews/idJPJAPAN-35653420081229
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20081230-OYT1T00449.htm

ベトナムが東南アジア大会で優勝したらしい。
4位に終わった前回のアジアカップでも、日本がベトナムを下したとはいえ、小刻みなドリブルを仕掛けてくるスタイルは非常に面白いと思っていた。



しかし、大事な基本的なキック等の技術が劣っているので、失ってはいけないところでボールを失ってしまう傾向があったのが残念だったのだけれど、やはり政府が国をあげての強化しているのか、それなりに代表チームの力が伸びているのは間違いないだろう。



日本も景気の問題等でどうしても企業がJのクラブを含めて出資できる勇気がないという傾向があり、投資という意味でのチーム強化をできなくなってきているのだけれど、東南アジアでベトナムみたいなチームが急成長してきている以上、良い刺激を受けて何らかの強化プランを2009年は新たに打ち出す必要があるだろう。

いきなり東南アジア諸国が世界に通じる力をつけてくるとは考えにくいが、アジアでトップクラスまで躍進する可能性は十分あると考える。

残念ながら、日本と東南アジア諸国との差はそれほどないということだ。

天皇杯後、少々クラブ単位での話題は移籍マーケットに偏るだろうけど、個人的にも代表チームの試合がある以上、こういったアジア諸国の動向も含めて注目して、強化、育成を考えていければと思う。

2009年もよろしくお願いします。  

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2008年11月26日

ペルーが国際試合から…


※写真はリンクや記事とは関係ありません。
http://sports.jp.msn.com/article/article.aspx?articleid=363791

ペルーに国際試合出場停止処分が下されたらしい。

ペルーでは、FPF(ペルーサッカー連盟)会長にマヌエル・ブルガ氏が選出された際に違法行為があったとして、同国スポーツ省側はブルガ氏の会長就任を認めていない状態にある。この状況を受けて、政府によるサッカー協会への介入を禁じているFIFAでは、ゼップ・ブラッター会長が先週、FPFに対し、24日までに同国政府との争いを終結させるように警告していた。


旧ユーゴの内戦でのエピソードは、前日本代表監督のオシム氏関係の本や記事でも詳細に報じられているので、ご存じの方も多いだろうが、今回の件も政治が絡んでしまった悲しい現実だ。

選手は悪くない。
ペルーの審判も国際試合を裁くことは無くなるという。

年齢詐称によって国際試合出場停止処分を受けた国の話は過去にもあったし、処分されて当然って見方もできるけど、今回は全く違うのだから、複雑な気分だ。

ペルーは国際舞台では最近パッとしなかったけど、赤襷(たすき)のユニフォームは南米でも屈指の実力を誇っていたこともある。最近は代表チームも来日しているし、ホルヘ平野という日系人選手もペルー代表として活躍していたこともある(実際に日本でお会いした時もあるが、意外と小柄で『本当に元代表?』と感じた・笑)。

職を求めて日系ペルー人が『デカセギ』に来ている例は日系ブラジル人と同様で、身近な存在でもあるだろう。

僕もFUTEBOLを通じて、たくさんのペルー人の友人がいる。

複雑な気分だ。
スポーツと政治は切り離せないのはわかるけれど、こんな悲しい事件は二度と起こして欲しくない。
  

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2008年11月02日

10年間の出場停止だってさ

http://sports.jp.msn.com/article/article.aspx?articleid=355667

中国の市リーグでの話みたいだね。

[現地時間31日(以下現地時間)、中国の地域リーグの試合で審判からカードを奪った選手に、10年の出場停止処分が科されたことが分かった。

 今回の件はAFC(アジアサッカー連盟)が公式HPで発表したもので、問題のシーンは18日に行なわれた山東省ツーポー市リーグで起こった。処分を受けた選手は試合中の判定を不服として審判からレッドカードとイエローカードをもぎ取る暴挙に出て、さらに第4審判からマッチレポートも奪ったという。

 なお、この件で審判を押して蹴るなどの暴力行為を働いた別の選手にも、5年の出場停止処分が下されている。 ]



AFCの公式HPに載ったってことは、中国の代表やクラブが国際試合での目を覆いたくなるような愚行に対しての戒めのつもりなのだろうか?

先日のフットサルW杯での中国は、アルゼンチン相手にもかなりのラフプレーをやらかしてくれたみたいだし。
カンフーキックもあったからね…(苦笑)

http://jp.youtube.com/watch?v=IWuBgdZ6QPE



っていうか、市リーグ単位で個人を10年出場停止にしたことを公にするよりも、中国代表や中国のクラブチームが、AFCやFIFAの公式戦からの締め出されても文句は言えないと思うんだけど。  

Posted by tomo-japonezinho at 03:22Comments(0)TrackBack(0)ひとりごと

2008年10月17日

某サッカー季刊誌を読んで思ったこと

ある季刊誌を読んでいた。

そうしたらある評論家の記事で、
『欧州サッカーはサイドアタックが中心で、日本はそうではない』
みたいなことが書いてあった。

ふーん、何でも知ってるね、この人(笑)

前からこの人のコラムとか記事は好きじゃなかったけど、さすがに呆れたね。

その人の分析した結果なんだろうけど、そういった『サイドアタックしないサッカーはダメなサッカーだ』みたいな書き方をまえからしていた人なんだけど、ちょっと偏りすぎてて嫌だな。

面と向かって話したら、きっと折れないタイプだろうね。

指導者でも選手でもサッカー関係者でもそうなんだけど、ある程度の信念をもってやることはとても大事なことだと思うし、時には頑固でなければならないこともあると思う。

でもさ、柔軟な姿勢って大事だと思うんだよね。
話はちゃんと聞いて、そこから取捨選択すればいいだけの話じゃない?


まあ、十人十色だから色々な考え方はあるだろうから、僕はとりあえず話は聞いてみたいと思うけどね。

前に、ヨーロッパの某国から来た指導者の話を直接聞く機会があったけど、色々な意味で面白かった。
もちろん、100%共感できるかっていうのは別の話でしょ?

僕はもちろんブラジルびいきで、フランスとアルゼンチンがちょっと苦手(笑)
それでもさぁ、数年前のコンフェデ杯の決勝でフランスと日本が対戦した時に、スタジアムで見た時なんか、

『フランス凄ぇ~!』

って素直に思ったし(笑)

なんていうかなぁ…その偏った意見の記事を書いた評論家の考えも否定しちゃいけないんだろうけど、個人的にはあの論調を書き続ける限り、その人は淘汰されていくだろうなって感じたな。

たまたま知り合いとその評論家の話になって、

『あの人の書く記事苦手~』

っていう話になったのには爆笑だったけど(笑)  

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2008年10月09日

UAE戦をTV観戦予定



今日は本当はサテライトリーグのFC東京対鹿島を見に行こうと思っていたけど、仕事が入ったために断念。
テレビで日本対UAEを仕事場で見ることにします。

サテライトリーグは久しく見に行っていないので、実際に目の前で見てみたかっただけにある意味残念。

昨年は、サテライト対大学の練習試合を何試合か見たけれど、シーズン終盤の来年度がある程度見えてきた選手がいきなり頑張りだしていたりして、『それじゃ遅いんだよ…』と思ったり、大学生はプロ選手への欲がないのか、闘志をむき出しにしてぶつかる選手は全くいなかったことが残念でしょうがなかった。

で、今日は一応(笑)代表戦。

ウズベキスタンとのW杯予選を控えたテストマッチの相手がUAEっていうのは意味不明だし、岡田監督を切る勇気がなかった協会の姿勢は評価できないことは変わらないけど、どんな試合になるのか…。

眠気の襲ってくる試合になりそう…。  

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2008年10月01日

旅の恥は何とやら…

趣向を変えて実際にブラジルでの実話。

高校までは陸上競技に明け暮れていたが、何がきっかけかはわからないけど、『ブラジルでプロのサッカー選手になるんだ!』と意気込んで、実際にブラジルに来た奴がいた。当時19歳、僕と同じ学年だった。

経歴なんかはどうでもいい。実際にピッチの上で結果を出せれば誰も文句は言わないだろうからね。

ただ、実際にボールを蹴らせるとどうしようもない。
とにかく蹴れない。小学生の草サッカーと同レベルと言っても過言ではなかった。
陸上競技を続けていたことで、フィジカル面では問題なかったのだけれど。

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そんな奴でも人間的に優れていれば気にならなかったのだろうけど、ピッチの外でも本当に酷かった。
自主トレなんかほとんどしない。たまに12~3歳のクラブのブラジル人が遊びに来て、草サッカー的にゲームをしても明らかに下手。当然子供達にバカにされる。そしてキレる。

まあ、そこでポルトガル語を覚えて何か言われたら言い返せばいいんだけど、全く勉強もしない。だからコミュニケーションも取れない。
多少ポルトガル語がわかるようになった僕には、ブラジル人の友人達からそいつの事に関してのクレームばかり(苦笑)

そしてクラブを移ることになった時、悲劇が降りかかる。
そいつと一緒に同じクラブへ行ってくれということになった。

あり得ない…。

早速事件が起こる。
宿舎のペンションの夕食がないということで、紹介されたレストランに行くことになった。
バイキング形式のレストランだった。

バイキングだから、好きなものを選べる。
一応僕は、バランスよく野菜や肉、パスタ類、果物類…炭水化物、タンパク質、ビタミン…色々考えて持ってきた。
するとそいつは、本当に好きなものばかり。特に肉ばかりだった。

『それじゃダメだろ?お前プロ選手になりたいんだろ?少しは考えろよ…』
さすがに僕も忠告した。

しかし、そんなことは聞きもしない。
とりあえず黙々と食べ続け、最後にある野菜を残した。

しばらくしてもその野菜に手をつけようとしないので、『何で食べないの?』と僕は聞いた。
『不味いから食べない』予想されたとおりの答えが返ってきた。

呆れた。さすがに僕はキレた。

『別に残したって店の人も咎めないだろうけどさ、プロになりたくて日本から来た人間のやることじゃないよな?責任持って食えよ!贅沢な金持ちの日本人だっていうイメージを現地の人に持たれるのは俺は心外だな。』

すると、
『でも俺はこれは不味いから食えない』
と言って聞かない。

頭に来たので、僕は黙ってそいつの皿に乗っていた野菜を食べて店を出た。

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こんな事もあった。
日本とは違い、ブラジルの家の鍵は、中からも鍵を使わなくては閉まらない作りになっている場合がほとんどだ。
当然、宿舎のペンションのドアもそうだった。

日曜の朝、練習がオフだったので遅めの朝食に行こうと準備をしていた時、ドアの前で叫び声がした。

『鍵壊れたよ!!』

その問題児が、力任せに鍵を逆に回し、折ってしまったのだ。

部屋は2階。日本と違い、屋根の高い造りの建物なので下まではかなり高く、窓から下に降りるのは断念。
ホテルじゃないから電話もない。
隣の部屋は空き部屋で、誰もいないのがわかっている。

うわぁ~やられた…。
ドアを開ける方法を僕ともう一人の日本人留学生(もう一人留学生と一緒だった)で考えたけど、全くダメ。

鍵を壊した張本人は逆ギレしてベッドに横になっている。なんだこいつ?

そして、1時間以上経ち、トイレットペーパーにメッセージを書いて下に投げることにした。
そうしたらたまたま下にペンションの従業員がいて、何とか鍵を表から開けてもらうことに成功した…。

朝食食べ損なったし…。

昼食をウマそうに食べてる問題児を見て、本当にこいつ反省してないな…と思うと本気でムカついた。

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諸事情があり、クラブをまた移ることになった時、当然のように同じメンバーでクラブを移った。

ある日練習に出かける朝、バス停まで来ると問題児がいきなり…『腹が痛い。俺練習行くの止めるわ!』
宿舎に一人で歩いて帰る姿を見て、『やっぱりこいつ頭おかしい』と思った。

練習を終えて宿舎に帰ると、何事もなかったかのようにケロッとした顔でテレビを見ていた。

『こんな奴と一緒にいて足を引っ張られるのはたくさん!』
たまたま別のクラブに移動できるタイミングで、僕はそいつと違うクラブへ移った。

その後も色々とエピソードがあったらしいけど。

当たり前だけど、そんな奴はプロ選手になる資格なんて無いし、むしろ日本の恥をさらしにブラジルに行ったような感じだった。
本当に恥ずかしかったね。

そいつに限らずブラジルサッカー留学がある種のブームになってた頃は、色々と問題があったと思う。

結局、勉強するのが嫌で『ブラジルでサッカーのプロになるんだ』と高校に行かずブラジルに来たってパターンや、憧れや夢だけでブラジルに来たってパターンが大半だったんだよね。

当時は今より日本も景気が良かったから、ブラジルに来られる子もたくさんいただろうし。

で、ブラジルに着いてみたら現実にぶち当たって、結局サッカーを諦めてブラジルで遊んじゃうとかね。
当時は円高だったから、それなりに小遣いを持ってきた奴らは派手に遊べただろうしね。

サッカー下手くそで、しかも素行も悪いときたら最悪でしょ?

日本に帰る時にLIBERDADE(サンパウロの東洋人街)を歩いて、土産物を物色してたら明らかに嫌な顔をされたりしたもんね。
お世話になっていた日本人の方がたまたま店の人と知り合いだったとわかった途端、態度が豹変したのには笑ったけど。

今は日本人留学生ってブラジルにどれくらいいるのかな?
少なくとも当時よりはずーっと少ないよね。

これからブラジルでプロサッカー選手に挑戦したいっていう選手がいたら、それなりの覚悟とスピリットを持っていって欲しいな。
言葉じゃ表せないよ。本当に厳しいから。

『旅の恥はかき捨て』なんて言葉は絶対通用しないからね。

そんな偉そうなことを言った僕も成功できなかった一人だから、説得力は全くないと思うけど(笑)  

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2008年09月23日

ジーコが!?

ジーコがRIVALDOを獲得したことで話題になったクルブチの監督に就任したね。
しかもウズベキスタン代表の監督補佐を兼任って話もあるから尚更厄介だ。


前にも大宮の監督だったピムの話でも書いたけど、日本はこういう類の話に対して甘すぎる。

彼等はプロだから、ある程度のギャランティが発生するなら仕事は引き受ける。
当たり前の話だよね?
もしかして日本協会は、『義理人情』で日本を裏切らないと思ったのかな?だとしたら大甘だよ!


今回、鹿島アントラーズがACLで勝ち残るとクルブチとの対戦もあるし、その後はフランスW杯最終予選のウズベキスタン戦がある。
それだけクルブチとウズベキスタンは本気で日本勢を抑えてACLに勝ちたいのと、W杯に出場したいって姿勢を見せたんだろう。

まさかジーコは鹿島や日本が送り込んだスパイじゃないだろうからね…(苦笑)

ウズベキスタンとしても日本の情報だけでなく、ジーコが日本代表監督としてアジア予選を突破した経験を評価して、代表のスタッフに入ってもらいたいだろうし。


日本協会はウズベキスタンとの試合の結果によっては、ある程度の責任を問われなくてはならないだろう。
少なくともホームでウズベキスタンとドローの結果に終わったとしたら、その後の最終予選に響くのは間違いないからね。


日本代表監督としては最終的に叩かれる結果となったジーコだけど、鹿島や日本代表にとっては一番厄介な存在になったことは間違いない。
  

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2008年09月22日

友人との再会

私事だけど、ブラジルに行こうと志していた頃に、近所に住んでいたブラジル人の友人数名と偶然知り合った。

彼らの中にはボールを蹴るのが決して上手くない奴らもいたけれど、バカな話をしたり、ポルトガル語が全くわからないその頃の僕にも、片言の日本語で色々とブラジルの話をしてくれた。

仕事が忙しくなると、どうしてもそういう友人達とのコミュニケーションが取れなくなり、気がついたら疎遠になっていた。

昨日、そんな友人の一人にばったり会った。
しかも近所のイトーヨーカドーで(笑)

ポルトガル語で色々と話す。
会えなくなった友人のあいつはどうしてる?
あいつとは最近会ってない、あいつは元気だ、そういえば最近あいつどうしてるんだろう?

そんな話をしていると、友人がボソッと日本語で言った。

『あと何年か働いたら、ブラジル帰るよ…』

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僕が彼らに出会ったのは10年以上前、いや、アメリカW杯の年だったから、94年…14年前だ。
ばったり会ったその友人は、一度だけ数ヶ月ブラジルに帰った以外は日本で働いていた。

そう、10年以上日本で暮らしているんだ。


そんな中思った。
ブラジルから日本に来た『デカセギ』と呼ばれる労働者とその家族。
初めて日系移民がブラジルに渡って100周年だけど、それが今は日系人が日本に働きに来るようになった。

ブラジルに渡った日系移民の数を、『デカセギ』のブラジル人の数が上回ったという話も少し前に知った。


日系移民が『故郷に錦を飾る』夢を抱いてブラジルに渡って、その夢破れた話はこの移民100周年によって興味のある方なら知っているエピソードかもしれないけれど、現在のプロサッカー選手がその当時の日系移民の方々の様なスピリットを持ってプレーできているかといえば、どうなんだろう?

話は戻るけど、僕のブラジル人の友人は、『ブラジルに大きい家を建てるんだ!』というスピリットを持って家族で日本にやってきたという。
実際に稼いだとしても日本で生活していく上での出費もあるから、貯金って言ってもそんなに簡単じゃないはずだ。

日本で普通に生活してる日本人だって、なかなか貯金はできないでしょ?

それが14年…日本で働いて、ある程度の目標を達成したからブラジルに帰ろうと思ってるんだって。
『もう夜勤は疲れたよ…キツいよ』
日本語でそう友人は付け加えていたけど、なんか一つの見通しを立てたような表情が印象的だった。

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例えば『海外でプレーしたい』っていう選手が、そういうスピリットを持って海外に飛び出していけるかな?
少し日本で名前が売れると海外に挑戦するって構図も生まれるけど、それは本当にその選手が海外のクラブから必要とされているのかって事なんだよね。

なんか海外挑戦は一つのステータスでしかなくってさ、本気で世界のトップクラスのクラブでプレーしてやるんだ!っていうような挑戦には見えないんだよね。

だって海外でダメだったとして日本に帰ったとしても、結局どこかが拾ってくれるって思ってる気がするもん。
レンタルで海外に移籍…日本のクラブに籍を残しての移籍なんて尚更そう。
本気で海外挑戦って気持ちでやってるのかな?

底辺のプロサッカー選手で言えば、日本にはまだまだプロサッカー選手になっただけで満足してしまう選手が多すぎるんだな。
そういう選手のほとんどは実際に¥0通知を受けてからパニックを起こしてしまうんだろうし。

プロサッカー選手としてのスピリット…まだまだ育ってないね。

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『デカセギ』の友人との再会で、改めてそんなことを感じた。
ちょっと極端な例だけど、やっぱり日本は恵まれすぎているんだね。

ある程度のスピリットを持った人間が切磋琢磨して、そんな中から生き残ったもののみスポットライトを浴びることができる…特にFUTEBOLの世界はそうであって欲しい。
  

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2008年08月27日

心残り



数年前に亡くなったテレ・サンターナ氏。

82年、86年セレソンブラジレイラを率いてW杯を戦い、美しいFUTEBOLを志向しながらも、W杯をブラジルにもたらすことはできなかった事でも有名だが、クラブとしてはサンパウロFCを92,93年と世界一に導いた監督としても知られる。

僕はテレ・サンターナのサンパウロFCと、ヨハン・クライフのFCバルセロナが戦った92年のトヨタカップが印象的だ。

当時僕は高校2年生だったから、今ほどの知識もなく、どちらかと言えば両チームに所属している選手のネームバリューにワクワクしていたような気がする。

翌年の93年、カペッロ監督のミランとのトヨタカップもあったけど、今思えばサンパウロFCとFCバルセロナのトヨタカップの魅力には敵わない。
ダフ屋からでもチケットを買ってスタジアムに行きたかったと思う。


テレ・サンターナ氏のエピソードは色々あるけれど、一番好きなのはオフの時に

『サッカーが好きなんだ。草サッカーでも見に行くよ…』

と言って出ていったというエピソードだ。

南米ならテレ・サンターナ、欧州ならヨハン・クライフ。
カリスマ性を感じずにはいられない。

ヨハン・クライフ氏も心臓病の為現場に復帰できないのかもしれないけれど、そのテレ・サンターナ氏の作ったチームよりも美しいサッカーをするチームを作って欲しいって思う。

テレ・サンターナ氏に一度お会いしたかったな。  

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2008年08月16日

批判ばかりしているけれど

北京五輪での男子サッカーの惨敗に関して批判ばかりしているけれど、なでしこジャパンこと女子は中国を下してベスト4に進出、メダルへの望みをつなげているね。

女子の躍進は嬉しい限り。だからこそ、男子の低迷を討論するべきなんだろうね。

僕は批判的な文章ばかり書いているけれど、やっぱり日本に勝って欲しいって常に思っている。
別ブログでも書いたけど、内容はどうあれアトランタでブラジルを下した時は本当に嬉しかったし。

なでしこジャパンがメダルを獲得したら、これは男子がW杯で上位進出することに匹敵するぐらい嬉しいニュースだ。

女子サッカーにおいてはW杯よりもオリンピックの方がウェイトが重い大会って傾向があるからね。

そしてメキシコ五輪銅メダルの時みたいに何十年もそれを語り続けないで、なでしこジャパンは強化を図り、世界一を目指すこと。

男子はそういう姿勢に影響されなきゃおかしいよね。

何十年後になるかわからないけど、強い日本を見てみたい。  

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2008年07月26日

中央突破が一番ゴールに繋がりやすい

ちょっと前の某サッカー誌で、戦術やシステムに関しての特集があった。
全体的にはそれなりに分析してあって面白かったんだけど、ジャーナリストのコラムにちょっとした抵抗を感じた。

システム的にサイドハーフ的な選手が中に入ってきてしまうから、相手は守りやすい…という様な趣旨の内容が書いてあったんだけど、ちょっと抵抗を感じた。

まあ、好みの問題もあるから何とも言えないけど、サイド攻撃を肯定しすぎるのもどうなのかな?と思う。

かなり前にも書いたけど、やはり『何故サイドから攻めるのか?』ということを考えずに机上の空論で『中央から攻めると相手が守りやすいからサイドから…』としてしまうのも違う気はする。

あくまで個人的な意見だけど、基本的にはバイタルエリアを破れるのであればそれが一番得点に繋がりやすいと思う。
単純に正面からが一番シュートが決まりやすいんだから、それは当たり前。

バイタルエリアを破れないからサイドに展開して相手のDFラインのギャップを作ったり、逆サイドの背後のスペースを作り、そこを突く、あるいはハイサイドを突いてDFの選手を引き出して、マイナス気味にボールを入れることで、引き出されたDFの背後のスペースを突くとか、そういったサイド攻撃のメリットをしっかりと理解してからでないと、知識のない人はサイドにボールが集まるだけで良い攻撃と勘違いしてしまう。

例えばリトリートしきって自陣のスペースを潰しきった相手に対して、サイドに一度集めて中途半端にクロスを入れるような攻撃は、相手にカウンターの起点を与えてしまう場合が多い。

2005年のコンフェデ杯のセレソン・ブラジレイラ(ブラジル代表)が、一度少々開き気味の攻撃的な中盤の選手(RonaldinhoGauchoはこの役に適任だったね)に集めてから、バイタルエリアを突くのが前提で仕掛けて、ダメならオーバーラップしてくるサイドバックの選手に預けてハイサイドを突くとか、FWの選手がサイドに流れて、サイドバックと3人で数的優位を作ってからサイドを崩すって感じで、攻撃の優先順位をしっかり守っていたのが印象的だった。

その大会の決勝でアルゼンチンがブラジルに手も足も出ない状態でやられたのも、やはり優先順位としてバイタルエリア→ハイサイド→一度下げて逆サイドへ…と順序を経てボールポゼッションを繰り返したブラジルは、『やっぱりそうやって攻めるんだ…』と、僕個人的にうなってしまったのを覚えている。

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改めて、確かに十人十色の戦術論がなければサッカーは面白くないんだけど、『サイドから攻める』っていうことを強調しすぎている傾向があるのは事実じゃないかな?

僕個人的にブラジルでショックを受けたことの一つに、狭い空間での技術の差があったけど、近所の子が高校生の時に短期遠征でブラジルの某クラブのインファンチウ(U-15)と対戦した際には、普通に試合をして3点差をつけられた後は、終始わざわざ狭い空間を破りにきたのが印象深かったらしい。

『何でそんな狭いところでそんなにパスが通るの?』っていうほど強くて正確なパスが通り中央を崩されまくって失点し、最終的には10点差近くのスコアにされてしまったという。

『やっぱりそこが一番失点しやすいんだ…』って嫌というほど中央を突かれてやられたみたいで、余計にショックが大きかったらしい。

そういう技術のある選手が、狭い空間をどうしても崩せないからサイドに展開してっていう、素晴らしい判断をしてきたら、絶対敵わないと思うんだよね。

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ちょっと横道にそれたけど、『ブラジルの選手は技術があるから中央から攻めることができる』っていう結論じゃなくて、やっぱり中央から攻撃できるならそれが一番効率がいいっていうことを忘れちゃいけないと思う。

試合を見て分析するには、『リトリートされた相手に対して、中央に入っていけないからサイドからしか攻撃を仕掛けられない』って場面と、『中央を厳しく突こうとした結果、サイドから攻めた方が崩せると判断してサイドから攻めている』とか、同じサイドの攻撃でも区別がつかないといけないよね。

そういう意味でも、色々考えさせられたな。  

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2008年07月23日

W杯の遺産?



某所の芝生のピッチ。
このピッチは2002日韓W杯に出場するチームのキャンプ地に立候補するために作られたもの。
結局、キャンプ地になることはできなかったが、冬でも緑の芝生のピッチ(サッカー、ラグビー場?)を維持している。

現状は、社会人のリーグ戦や少年の大会で頻繁に利用されているが、この環境からFUTEBOLを文化として根付かせていけるのか?ということが一番の課題だと思われる。

写真の場所だけでなく、W杯でキャンプ地として立候補や実際にキャンプ地になった場所には芝生のピッチができた。

W杯の遺産を活かすも殺すも、今後の関係者の努力が必要だ。
緑のピッチを今後も維持して頂きたいと思う。  

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2008年07月22日

羨ましいような、寂しいような

久しぶりに大型スポーツ店に立ち寄った。
サッカーコーナーには、当たり前のようにたくさんの商品が並ぶ。

大半は高校生以下の為の品揃えに見える。
自分も高校生ぐらいまでにスポーツ用品を買うときはスポーツ店に行って陳列されている商品を見るのは楽しかった。

いつの時代も、それは変わらないのだろう。
もちろん、今でもそういった商品を買いに行くときは、昔ほどではないけれど楽しい。

僕が中学2年生の頃にイタリアW杯予選があった。
日本は北朝鮮、インドネシア、香港と同グループの1次予選を戦い、2位で予選通過ができなかった。
それが当時の現実。

サッカー雑誌で読む、W杯予選の結果に心躍らせた。
オランダ対西ドイツのW杯予選の結果が知りたかったけど、その結果を知るのは1ヶ月先に発売される雑誌を読んで結果を知った。
その頃ブラジル代表は後に柏でもプレーしたカレッカがエース。
イタリアW杯で10番を着ていたのはシーラスなのに、彼は基本的にベンチスタートだった。
ブラジルとオランダを応援していた僕だったけど、ブラジルはマラドーナのアルゼンチンに敗れ、オランダは予選でも同組で、その大会で優勝した『宿敵』西ドイツに敗れた。

そんな試合をリアルタイムで見られなくても、ビデオに撮ってかじりつくように見ていた。

景気が悪いと言っても、昔よりもいい製品も手に入る。
海外の試合だってBS、CSでほぼ毎日見ることができる。

そんな現代のサッカー少年達が羨ましいような…そんな当時のワクワク感を伝えられないのが寂しいような。  

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2008年07月07日

批評、討論は絶対必要だ!

日曜夜の某サッカー番組と、その番組を放送している局でのサッカー中継を見ていて、いつも考えさせられる。

ああいう番組や中継をしていたら、日本に間違った認識を持ったサッカー好きは増えるし、日本のサッカーは世界に通用しなくなる。

日本協会から『協会関係に批判的な記事等は新聞、雑誌に掲載しないように』という通達があったのは事実みたいだし、そういう背景からもテレビ等では公に批判や討論をする番組を流せないという風潮があるのだろう。

テレビで言えば、視聴率がついて回る。
プロサッカー選手と一緒で数字が全てなのだから、視聴率が取れなければ厳しい判断が下る。

基本的には批評や討論の番組は視聴率が取れないのだろう。
好プレーだけを編集して、賞賛していたほうが見てくれもいいし、現状では視聴率を取れてしまうのだろう。

しかし、『日本のサッカー界発展のために』というビジョンを持った番組づくりをするのであれば、批評、討論は避けて通れない。

実際に代表チームが3次予選にて大きな不安要素を露呈した現状に対して、公に批評や討論をサッカーの専門番組で行わないでいつ行うのか?
全く理解ができない。

比較的コアな人しかそういう番組は見ないだろうけど、逆に言えばそういうコアな層なら深夜でも見る。
別に現状の番組よりも遅い時間でも構わないでしょう?日曜の深夜1時半とかでも、それだけ面白い番組だったらある程度の視聴率は期待できる。

日本代表やJリーグ、時には海外での事件に対してだって討論できればいいじゃない?

ここまでは前から色々な人に話している事なんだけど、最近で言えば色々とサッカーの話題があるわけだから、例えば、

・W杯最終予選に臨む日本代表について
・Jリーグの現状(ACL含む)
・EUROが終わって見えてきた、日本との差
・オフシーズンに大きな動きのあるはずの海外マーケットに参入できない日本人選手の問題

とか、タイミングとしては最高なのに、2chと呼ばれる巨大掲示板における匿名によるネット上での話の延長というレベルの話で、特定の人の間でしか話ができていないわけでしょう?要するに僕もその一人か(笑)

今のネット上でも小さいところでの話じゃ、実際の現場に伝わらないよ。
だいたい関係者はテレビ番組と雑誌、新聞には目を通しているだろうけど、ネットに関してはそれこそ匿名の話なら無視できるし、それは当たり前の大人の対応だからね(苦笑)

だからこそ、批評、討論の番組を制作して欲しい。
Jリーグで不祥事が相次いでいるけど、そういうことも公にもっと叩いていける場を作る意味でもさ。

それが選手やクラブ、協会等に対してのいい意味でのプレッシャーになると思うんだけどな。

そうそう、最低限現状のサッカー番組でやって欲しいのは、節毎のベストイレブンとワーストイレブンの選出。
サッカー雑誌独自で採点ってやってるじゃない?その雑誌がスポンサーになって、そのまま発表してもいいじゃない?
それが面白い番組になれば、視聴率も上がるし、雑誌も売れる。

そんなことを考えれば考えるほど、最近のサッカー関係のテレビ番組の物足りなさを感じるな。  

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2008年06月27日

ホームの利を活かして勝つこと

ブラジルのフルミネンセとエクアドルのLDUキトで争われる、リベルタドーレス杯決勝の1stレグが終了した。

残念ながら僕は試合をまだ見られていないが、今回はエクアドルのLDUのホームで行われた。

エクアドルの首都キトは海抜2800メートル以上の高地にある。
ペルーやボリビアなどもこのアドバンテージを活かして戦うのは有名な話。

代表戦等でブラジルがこういった土地で試合をするときは、直前に現地入りして、試合終了後にすぐ現地を後にするパターンが多いらしい…それほど厳しいコンディションの中で戦わなくてはならないということだ。

正直言って、このホームの利点がなければエクアドルのクラブが他の南米諸国の強豪とリベルタドーレス杯のチャンピオンを争うことなど想像できない。

今回の試合も、中立の一発勝負であればフルミネンセがかなりの可能性で勝つであろうと思う。
しかし、LDUはこのホームアドバンテージを最大限に活かしたのだろう。

一度は4-1にして、最終的には1点フルミネンセに返されて4-2。
それでも2点差での勝利だから、非常に大きな勝利だ。

フルミネンセは3点差で2ndレグに勝たなくてはならない。
LDUキトとしては『してやったり』だろう。

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2002年の日韓W杯では、特に日本が梅雨時で、高温多湿というコンディションをどう戦うか?が各チームの課題だったと聞く。
日本人にとっては当たり前の気候でも、他の国からしたらそれだけでも戦う上では障害となるわけだ。

日本のスタジアム等の芝は非常に綺麗だ。
海外のクラブと比べても、何かクレームが出てくるとは考えられない。
むしろ、普段他の国々が試合をする環境よりも数段いいだろう。

そう考えると、日本はホームの利を活かして勝ったという試合はあまり記憶にない。

W杯予選等で中東勢とアウェーで戦うときには気候だけでなく、宗教的な理由からも女性がスタジアムに来られない例が多く、男のサポーターの強烈なプレッシャーを受けながら戦わなくてはならない。

中東勢とのアウェーゲームは、どうしても鬼門になってくる。

例えば日本はこれからW杯予選でもそうだし、クラブ単位でもACLに3チームが決勝トーナメントに進むことになっている。
中東勢と戦う試合では特にアウェーの洗礼を浴びなくてはならないだろう。

アウェーでそういった環境に耐えることも大事なんだけど、それよりも日本独自のホームアドバンテージを考えた方がいいんじゃないか?

現在の日本には、確実にホームで勝ち点3を取るために許される範囲でのホームの利点を作り出すことが大事だと思われる。
中東とかでの試合を見てるとさぁ…正直やられ損みたいに見えるんだよね。

具体的に言えば、ピッチを少し柔らかくするとかは面白いよね。

J開幕の時に、鹿島はジーコがカシマスタジアムの芝を長めに刈らせたことがあったね。
そうしたら 『他のスタジアムと違ってやりづらい』 という他の選手のコメントがあるように、ホームアドバンテージを埋め込むことに成功したことがあったじゃない?


日本代表や日本のクラブチームは、こういったことを考えながらホームの環境を作っていくべきだと思うのだが…。
  

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