2009年10月16日

2010年の為の2009年だったのか?

国内での日本代表の最終戦が終わった。

アジア杯予選の香港戦とスコットランド戦、そしてトーゴ戦と3試合が行われたけれど、2010年南アフリカW杯本大会に向けての準備としては物足りたいと思ったのは僕だけではないだろう。

香港戦は見ていないので何とも言えないけれど、『日本B対スコットランドC』とネット上でも皮肉られた試合の中で、何となく日本のサッカーの優れた点や、僕個人的に日本が目指していったらいいのではないか?というスタイルが見えてきた気がした。

やはり、日本の目指すべきスタイルは、モビリティ(連動性)を重視したスタイルだろう。
闇雲にパスを繋ぎ続けるだけではなく、ゴールを目指していくのが前提なんだけど、体格差等を考えた際に日本が欧州勢等と比べても戦っていけるのでは?と思わせるのは、オランダ遠征でのオランダ戦に引き続き、3人以上でモビリティを活かしたグループ戦術での、ピッチのミドルサードからアタッキングサードに仕掛けていける攻撃だと思う。

ただ、ボールを奪った直後に数本パスを繋いだ後に、無駄にボールを下げる場面が何度もあったのが気になった。
その下げるパスのほとんどは、ミドルサード付近とはいえ、ヴォランチではなく、CBまで下げてしまう場面が何度もあったのだが、せっかくボールを奪ってある程度前に運んだのに、プレッシャーをそこまで受けていないのに身体の向きが良くなくて、簡単にCBまで下げてしまっているような印象だった。


個人的には、松井や森本がペナルティエリア付近で前を向いたらドリブルで仕掛けていき、身体半分でも1対1で勝ってからグループで更に仕掛けていった場面なんかは、日本の目指すべきスタイルとしてはわかりやすいと思った。
もちろん世界のトップクラスに通用するかと言えばまだまだなのは言うまでもないけれど。
それでも松井や森本といった選手は、ある程度欧州での実績もある選手だから、それぐらいはやってくれないと困るだろうけどね。

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ただ、今回のスコットランドとトーゴの様な相手とのマッチメイクが代表の強化に繋がったかと言えば、全くと言っていいほど参考にならないだろう。
特にトーゴに関しては全くやる気が感じられず、お客さんとしては『金返せ!』といった感じだったのではないか?

色々と各国に事情はあるだろうけど、日本協会は特にアデバヨールを連れて来られなかったトーゴに対してファイトマネーを支払わないぐらいの強い姿勢で抗議するべきだと思う。

具体的に契約書に、
『○○○(選手名)は必ず来日し、試合に出場すること』
と明記し、契約通りにならなかった場合はファイトマネーの減額等を盛り込んだっていいと思う。

今回のような試合は今年始まったことではない。
だからこそ、代表戦にも観客が入らなくなってしまったり、視聴率が低下してしまうのは当然の結果。
しかも代表の強化には繋がらないとなったら…サポーター、スポンサー、TV局…結局誰も笑えない。
(そして極めつけは岡田監督のインタビュー拒否でしょ?TBSに対する個人的感情{※TBSの某番組に出演した際のインタビューに対して不快感を示したらしい}だけで、そういった行動に出てしまう人が代表監督だってことなんだから!)

オランダ遠征でのオランダ戦みたいな試合ができたのも事実だけれど、やはりオシム監督が率いていた当時の日本代表がアジア杯に敗れたことでコンフェデ杯の出場権を失ってしまったことから、協会は真剣勝負のできるシチュエーションでの国際試合のマッチメイクを実現するための努力を怠ったとしか思えない。

2009年が2010年の準備として満足のいく物だったと言えるかどうか?
あのポルトガルですら苦戦している欧州のような厳しい予選を戦った相手と本大会で戦うことを考えたら…日本の行った試合のほとんどが、ぬるま湯の中で行われた試合だったと言わざるを得ないだろう。

2010年に入ってからどのようなマッチメイクが組まれるのか?
ある意味期待である。



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