2009年11月26日
国内リーグのレベルは上がったのか?
シーズン序盤は鹿島が独走して、圧倒的な力を見せるかと思ったけど、夏ぐらいから失速したね。
自分はカシマスタジアムに頻繁に足を運ぶから、シーズンを通じてチームの状態を感じることが出来るけど、昨シーズンと比べて鹿島が力をつけているとは思えなかったし、対戦する他のチームが力をつけているとも思えなかった。
4月29日の神戸戦、開始直後にセットプレーから岩攻が決めて、その後はパッとしないまま89分間を逃げ切った試合があったのだけれど、確かに他のチームから比べたら戦力が上なのかもしれないけれど、圧倒的な力を見せての1-0と言うよりも、スコアが妥当な1-0という内容だったのが印象深い。
『今年の鹿島の力はそこまで抜けていない』と思ったのはこの試合からだった。
10月4日の新潟戦では、マルシオ・リシャルデスのような技術のある選手にやられてしまう等、本当に力のあるチームだったらあり得ないようなやられ方をしていたし、川崎の追い上げる勢いに飲まれた感はナビスコ杯や途中で打ち切られ再開試合になった直接対決からも否めないだろう。
しかし、川崎もその勢いのあるチームという印象を脱せない。
実際に元鹿島のスタッフが多いということからも、鹿島に対しては『負けたくない』という意識が強いのは間違いないが、大事なところで試合を落としてしまう。特に降格が決まっている大分が意地を見せたとはいえ、首位に立っても突き放すことができないのはまだまだリーグを抜け出る力がない証拠だろう。
そしてG大阪は昨シーズンはACLに力を注いでリーグは低迷したけれど、今期はなんとかリーグでも優勝の可能性を残している。しかし、ACLに敗退したことでリーグを戦うモチベートを維持できただけで、戦力を見たら普通に戦っていれば今の順位は妥当なところかもしれない。それは鹿島にも言えることだろう。
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今年も結果的には混戦となった。
ここ数年、リーグは混戦になっている。
実際の所、2チームで優勝を争うようなリーグ戦ならいいのだけれど、さすがに数チームが最後まで優勝を争うようなリーグというのはある意味『マンネリ化』している気がしてならない。
数年前の浦和は抜けだそうとして補強に取り組んだけど、結局ダメだった。
しかし、そのような挑戦をしようとするクラブは新たに現れていない。
そして、鹿島は夏に補強をしなかった。
『現有戦力で残り試合を戦える』という判断をしたのはどうしてだろうか?
最終的にスタメンが変わらなかったとしても、新戦力が入ることで選手が緊張感を得ることができるし、結果としてそれでタイトルを穫れたとしたら戦力の補強は成功だったと考える。
シーズン前のパク・チュホの加入は大きかったけれど、シーズン途中に更なる刺激を与えるような補強がなかった事は、結果としてACLの敗退後、チーム内の競争の活性化を図ることができなかった。
中田浩二が青木に変わってヴォランチに入ったことでチーム状況は上昇したけれど、やはり現有戦力の中でのやりくりだった。
実際にシーズン途中に船山や鈴木修人らをレンタルで放出したのは、競争を楽にしたようなものだからね。
それでも鹿島は首位に立った…結局リーグ全体が昨年と大きく変わってないってことなんじゃないかな?
清水もシーズン終盤に差し掛かる頃、一度は首位に立ったけど、あっという間に陥落してしまった。
名古屋は昨シーズンのG大阪のようにリーグよりもACLに賭けたけど失敗した。
昨年のナビスコ王者の大分は、成績不振、怪我人の続出やスタジアムのピッチの悪さ等を指摘された上、J2へ降格が決まった…しかしその後は上位陣に勝ってしまったり。
力の抜け出たチームは昨年同様にまだ現れてないっていうことだ。
Jリーグや日本サッカー界の為にも、国内リーグの混戦というマンネリを打破するために、力の飛び抜けたチームが出てくることを望む。
それは最低限、Jリーグを独走し、ACLのタイトルを勝ち取るというチームじゃないか?
中東勢のようにお金をかけて選手を補強してもアジアで勝てないという例もあるからこそ…やはり経営上手のクラブが日本に現れてきて欲しいと強く思う。



