2008年08月25日
北京五輪の敗退は、日本プロスポーツ界衰退への警告だ!
野球のメダル獲得失敗は、ソフトボールでの金メダル獲得により、マスコミや関係者からの集中攻撃を浴びた。
長いプロ野球の歴史から考えれば当たり前なのかもしれない。
『最後(復活の可能性はあるけれど)の五輪での金メダル獲得』
日本プロ野球界と女子ソフトボール界は、北京五輪にその目標を掲げて臨んだ。
韓国の事情はわからないけれど、金メダルを獲得した韓国も、野球に関しては同じ目標を掲げて臨んだに違いない。
そして結果として優勝した韓国に『惨敗』し、3位決定戦でも勝てなかった。
ベスト4…優勝を目標に掲げたチームは叩かれて当然の結果だ。
金メダルを獲得したソフトボールの選手は、バラエティ番組やニュースにも引っ張りだこの状態となったが、野球の選手団は成田空港に厳重な警備の中に帰国することとなった。
『腐った卵やトマトをぶつけられる』
ヨーロッパや南米のサッカー先進国で用いられる、敗退した際の形容だけど、まさしくそういった危機感の中で野球の選手団は帰国したと言っても過言ではない。
残念ながら、サッカーはそうではなかったね。
もしかしたら、空港に多少の警備は敷かれたかもしれないけど、当たり前のように敗退したもんだから、世間も呆れちゃって叩く気にもなれなかったって感じかな。
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セルジオ越後氏がよく訴えていることが、
『プロスポーツは共存共栄』
ということ。
今回の北京五輪では、プロ選手で構成されたサッカーと野球双方が敗退した。
両方とも女子(女子はソフトボールだけど)が躍進したのは皮肉だったけど。
93年にJリーグが開幕して95年の途中までプロサッカーは盛り上がったけれど、長嶋茂雄氏が率いたジャイアンツの『メイクドラマ』によって人気が逆転した傾向があった。
しかし、各球団の看板選手や、その次のレベルの選手が多数メジャーリーグへ移籍してしまい、野球熱が下降。
その後、2002年の韓日W杯や、地方にクラブが誕生したことでサッカー熱が再燃。
残念ながら長嶋茂雄氏が病に倒れた後は、日本野球界が強いインパクトで世間を賑わせることはあまりなく、メジャーリーグでの日本人選手の話題がスポーツニュースの野球コーナーでの時間を割くようになった気がする。
サッカー界は『ジーコ効果』である程度の世間の興味を保っていたが、2006年W杯の敗退後、オシム氏を監督に迎えても下降していく観客動員や視聴率を抑えることはできず、オシム氏が病床に倒れて岡田監督にバトンタッチした途端にその世間のサッカーに対しての興味がどん底に落ちたと言っても過言ではない。
本来なら、ここでプロ野球が北京五輪で金メダルを獲得して人気をさらっていって、それに刺激を受けてサッカー界が努力するというのが共存共栄のための良い流れだと思うのだけど、サッカーも野球も北京五輪で『惨敗』してしまったわけで、良い刺激を受けるには至らないのではないか?
日本古来のプロスポーツである大相撲も不祥事が発覚しているし、プロスポーツに対して世間が背中を向けてしまうのではないか?とさえ思ってしまう。
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女子スポーツ界の北京五輪での躍進は喜ぶべきだ。
誰もが思っていることだろうけど、だからこそ男子サッカーの敗退(同じグループリーグ敗退でも敗退の仕方)と、野球のメダル獲得失敗は残念という感情よりも怒りの感情すら覚えるのは私だけではないだろう。
それだけではない。
前述のプロスポーツの共存共栄の原則を、今回の2大プロスポーツの北京五輪での惨敗で壊してしまったのではないか?
本気で今回の敗退の原因を追及していかないと、世間はエンターテイメントでなければならないプロスポーツから離れていってしまうという危機感を持たなくてはならない。
笑い話のようだけど、子供はプロサッカー選手やプロ野球選手を目指すのではなくて、今人気のお笑い芸人を目指すようになってしまってもおかしくないよね…(苦笑)
野球では大沢親分が早速某番組で『喝』を入れてた。
サッカー界はどうなんだろうね。



