2009年06月24日

駆け引きの解釈

先日U-15のフットサルリーグを少し観戦した。

会場準備からちょっと離れて見ていたけれど、日本の若年層の駆け引きの甘さをピッチ外からも感じた。

挨拶にしても、警戒しているのか?知らない人だからいいやって軽い気持ちなのか?指導が行き届いていないのかはわからないけれど、意図のない挨拶、あるいは挨拶すらできないって感じだった。

僕が指導者に対して挨拶しているのを見て、『挨拶しなきゃ!』ってモードになるのはちょっと面白かったけど(笑)

育成の段階で、挨拶をさせるだけで満足してしまう指導者も多いのではないか?
特に少年サッカー等では、形だけの挨拶をさせて満足してしまうケースがあるように思える。

気持ちのいい挨拶をすることは非常に大事だ。
その上で社会で活かされる逞しさを身につけるためにも、コミュニケーションやいい意味での『駆け引き』に繋げていくことが大事なのではないだろうか?

試合を見ていても、個人でもグループでもチームでも、駆け引きが感じられなかったな。
特に個人でも、ボールを少し扱える子はボールをこねて、とりあえずボールを取られないようにっていう風にしか見えなかった。
そうすると、グループとしてもチームとしても、駆け引きが生まれるはずがないよね。


ちょっと話が前後するけど、その挨拶なんかもそういった『駆け引き』という表現は語弊があるけれど、やっぱり大事なアンテナを張るための手段だと思うんだよね。

こういうご時世だからこそ、不審な大人が現れる場合もある。
先に挨拶をすることで反応を見て、『あれ?変だぞ?』っていう異変に気がつくこともあるでしょう。
ある意味『駆け引き』に通づるものもあると思うんだけど。

試合前に握手をするセレモニーがあるけれど、あの時にも相手との真剣勝負の前なのだから、『絶対に負けないよ』って自信を相手に伝える必要がある。逆に自信満々な相手、格上の相手が余裕の表情をしていたら付け入る隙があるはずだし、自分たちとしてはそういう隙を見せないのも必要だ。

それを言葉にして選手に伝える必要はないんだけど、海外の選手はそういう術を知っているよね。

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プレー等の話に戻るけれど、やはり日本の選手は広い意味での駆け引きが苦手だと感じる。
W杯予選の最中のニュース番組等でも、某選手や某解説者も話していたことである。

『マイボールだからといって、全て焦って点を取りに行く必要はないし、その判断が必要』

その通りだと思う。
W杯予選や本大会ではこういった駆け引きは非常に重要になる。

特に真っ向勝負で敵わない相手に対してこそ、スコアで上回って最終的に勝利する為には、駆け引き無しでは結果はついてこない。

2006のドイツW杯でのブラジル戦はそういった駆け引きをやりきれないままにブラジルにやられた気がする。
先制したのだから、それなりの駆け引きをしなくては圧倒的な力の差があるブラジルに勝てるはずがないと誰もが考えたはずだし。
逆にそういった経験を活かすことがこれからの課題になってくるはずなのだけど、今回のW杯予選ではそういった経験が活かしているとは思えなかった。

まだまだ日本のサッカーは素直だ。
だからこそ、U-15のフットサルリーグを見て、その育成年代の問題点が凝縮されているのではないか?と興味深く見たことは言うまでもない。

本当にボールを奪ったら、闇雲に相手のゴールを目指しちゃう。
リズムも変わらないし、リズムが変わるのはたまたまボールをコントロールミスしてしまって、少し攻撃が遅れる時とか(苦笑)

本当に少々からだが大きくなって、少々技術が向上したら、代表のサッカーそのままになるんじゃないか?と思ったもん。

ビジネスの上では日本人は色々と駆け引きするのに、何でスポーツでは駆け引きしないんだろう?って思っちゃうよね(苦笑)
もちろん、狸的にグレーな駆け引きをするのはスポーツの世界には必要ないと思うけどさ。

そういうこともブラジルでいう少し一時期流行った『MALICIA』の要素の一つなんだよね。

ここまで否定的に書いたけど、もちろん全ての指導者が全て悪くもないし、色々と指導者の方は工夫もされてるなぁと感じることもあったけど、やっぱりそういった気がついたことに関しての情報交換をしてみたいと思ったもんね。
機会があれば、身近な指導者に対してそういったことをお話ししてみたいなって思うな。



Posted by tomo-japonezinho at 15:02│Comments(0)TrackBack(0)育成
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