2009年07月22日

シュート練習?

『ストライカー不足』
日本の永遠の課題かもしれないね。

面白いけど、どの年代でも同じ事を言っている。
ある意味若年層ではゴールを決めていたのに、だんだん年代が上がるにつれて取れなくなっていく…っていうのなら何か原因を究明する必要があるのかもしれないけれど、日本では若年層から『得点力不足』とかって嘆くんだから、そりゃ育てるノウハウがないってことなんだと思うけど(苦笑)

昔の指導者なんかはそれでシュート練習って答えを出して、ひたすらシュート練習をさせるって傾向あったよね。
フリーの状態で黙々とやらせるっていうかな。
まあやらないよりはいいんだろうけどね。
最近ではシュート練習のシチュエーションなんかも指摘されるようになってきた。
試合に近い状況でのシュート練習っていうかな?それでもゴールを奪えない…。
しかも面白いのは、やっぱりシュート数(シュートの練習で打った数も含む)とゴール数が比例してないじゃないか?ってこと。

現日本協会会長は、『シュート数の数が絶対的に違う』って発言をしたらしいけど、軽率な発言だっていうのは少し事情を知っている人だったらすぐ気がついて失笑しただろうし、ジーコ監督が居残りでシュート練習させた時も『シュート練習をさせたからって入るもんじゃないよ』って思った人が大半だったと思う。

でも、本当の意味で自立した選手がシュート練習をしたら、もっと試合で決めるんじゃないか?と思うんだよね。
最近で言ったら、クリスチアーノ・ロナウドとかがシュート練習に打ち込んだらもっと決まるんじゃないか?なんて思うし。

僕が大きな原因だと思うのは、そのシュート練習に臨む姿勢だ。
ブラジルで僕がカルチャーショックを受けたことの一つがシュート練習だったんだけど、別に大したことをやるわけじゃなくて、日本でもウォーミングアップでやるような『ポストシュート』をブラジルでもやるわけ。
で、どんなカルチャーショックを受けたかというと…。

列を作って並ぶ、ここまでは日本と同じ。
でも、黙っているといつまでも自分に順番が回ってこないの!

ボールを持ってる奴が勝手にポストの選手に向かってボールを蹴って、順番を平気で飛ばしてシュートを打っちゃう。
おいおい!って声をかけるぐらいじゃいつまでたってもシュートを打てない。

だからボールをその並んでるところからでも『こっちにもよこせよ!』って奪ってシュートを打ちに行かないといけないし、そういう競争意識っていうか姿勢が全然違ったんだよね。

何も知らない人からしたら、常識っていうか『順番を守りましょう』っていうモラルがないだけに感じるかもしれないけれど、やっぱりそれぐらいの図々しさがないと、激しい試合でゴールを奪うシュートなんか打てっこないんだよね。
面白いけど、チームの得点王だった選手は、そういうシュート練習でも図々しく人のボールを奪ってはシュートを打ってたし(練習で決まるかは別として・笑)

日本で同じ事をやったとしたら、『割り込みするなよ!』とかっていうアピールはするだろうし、指導者も『順番を守れ!』っていう指導になるんだろうけど、語弊を承知で言うけど、それもどうなんだろう?って思う。

モラルを守る指導も大事なんだけど、やっぱりそういうピッチの中での駆け引きの要素っていうか、『自分がゴールを決めたい、決めてやる!』っていう気持ちが日本の選手には欠けてる気がするんだよね。

ガキ大将的な個性っていうか、そういう要素を上手く伸ばすことが、ゴールを奪えるFWを育てる一つのポイントかな?なんて、そんなブラジルでのなんでもないシュート練習を振り返って思う。



Posted by tomo-japonezinho at 01:31│Comments(4)TrackBack(0)育成
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この記事へのコメント
「シュート数の数が絶対的に違う」
この発言で、高校時代の友達の話を思い出しました。

奴は空手を習っていて、「空手で強くなるには乱取り稽古を多くやるのが一番」と言ってました。
乱取り稽古とは1対1のミニゲームの事で、普通は師匠の「始め」の掛け声で全員が一斉に行います。

「始め」の合図で如何に対戦相手を選ぶかも、ポイントだと思います。
そこで我の強さを発揮して良い相手を選べば、それだけ空手も早く強くなる訳ですし。

サッカーでも同じ事ではないでしょうか。
ただ数を増やせばいいってモンではありません。
Posted by 蹴球solzinho at 2009年07月22日 10:07
コーチ今までありがとうございました(>_<)

実は俺がFWやってからまだ1年たってないんですよね。

ではなぜここまで来れたか
それはやっぱコーチのよく言う基礎練を大切にしたからです(^-^)

おかげ様で今では左右どっちもシュートが打てるようになりました!!

そのおかげでサッカーがより楽しくなりましたよ(^з^)-☆

今の俺ならコーチの手でさらに成長できる気がします。

それだけにここで終わるのが辛いです...

もっと色々教えてもらいたかった(;_;)

2年間半という短い期間でしたが
今までありがとうございました!!!

コーチに指導してもらったこと
誇りに思います(^O^)☆

俺のこと忘れないでくださいね!!

黎明サッカー部FW
No.22 畔蒜友和
Posted by あびる at 2009年07月29日 18:47
>蹴球solzinhoさん

他の競技から学ぶ事はたくさんありますね。
試合と同じようなシチュエーション、実戦に近い状態での練習が、答えを出す近道でしょう。

自分の指摘させてもらった、駆け引きの要素っていうか、図太さの違いを海外の選手とは格段に感じたのは事実です。

教科書には点の取り方は載ってないって事ですね。
Posted by tomo-japonezinho at 2009年07月29日 19:38
>あびるさん

コメントありがとうございます。

基本練習って、凄く地味な積み重ねだし、なかなか結果に繋がるようになるまでには個人差もある中で、みんなよく取り組んでくれたと思います。

アマチュアに引退はないので、どんな形でもサッカーをみんなには続けて欲しいと思っています。そんな中で基本練習は嘘をつかないんじゃないかとも思います。

全国大会に出られなくても、プロ選手になれなかったとしても…いつか自分の子供とボールを蹴る時に、基本にしっかり取り組んでた人は、ボールを蹴る姿を見せればかっこいい父親に見えるはずですよ!
Posted by tomo-japonezinho at 2009年07月29日 19:50
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